八角家ラボ

「私な、見ちまったんだよ」
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「何をです？」
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「昨日の夜、誰もいないはずの給湯室に明かりがついてて、覗いてみたら――」
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「空ちゃんがポットを持ったままエグザイルみたいに上半身だけぐるんぐるん回してたのをよォ！」
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「！！！！」
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「あれは一体何だったんだ……」
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「あれはですね、身体をぐるんぐるん回さないと消えちゃうからなんですよ」
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「消える……！？」
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「そう……人感センサーの照明が！」
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「ここはくら～い夜の村。こんな恐ろしい場所で何も起こらないはずもなく」
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「ちょっと待てオイ！　まさか時間変更のシステム組み込んだのか？！」
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「昼夜の変更とかはないです。ただ村によって『ここに来るといつも夜』みたいな、そういう感じですね」
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「村に入る直前のマップが昼の場合はどうするんだ？」
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「ハチナさんの位置を取得してシームレスに夜になるように出来ないかなと……スーパードンキーコングの最初のステージみたいにゴールに近づくと夜になるような、ああいう変化ですね」
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「境界のところを行ったり来たりしたら日が落ちたり登ったりするぞ」
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「そこはご愛敬で」
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「Ci-enの予定表には書いていませんでしたが、実は今月はもう一つやらなきゃいけないことがありまして、今週はそれを進めていました。
そう、キャラクターボイスの台本作りですね」
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「今作はボイスのあるキャラクターが5人登場します。癖の強いキャラばかりなので体験版をお楽しみに。ただ実際にボイスの導入作業が終わるのはだいぶ先の予定ですので、詳しいお知らせができるのは年末のテスト版公開の直前辺りになるでしょうか。
準備ができ次第こちらでもお知らせしたいと思います」
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「私の予想では、たぶん、ない」
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「ちなみにお野菜というのは、前作ミッションマーメイデンの開発後期にCi-enの500円プランで体験版を公開していたものですね」
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「前回半年間やってみて分かったけど、毎月ゲームをビルドして遊べる形に整えるのが想像以上に大変だったんだな。手術中に何度も血管を繋ぎなおして皮膚を縫い合わせてまた切開してとやると、どうしても工数が増えてしまう。今回はもう少し効率よく完成させたいと思ってるぜ」
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「ハチナさんがお店でちょっと破廉恥な格好になるイベントはある予定ですが、バニーかどうかは……その目で確かめてみてください」
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「コスプレして女の子同士とかブっ飛び気味のシチュはたぶん、発売後のべいべいお題箱に投げてもらえればおまけイラストで出てくるかもだぜ。
　あとゆず胡椒はいいな、聞いて即食べたくなった。よし買ってこよう」
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「女の子の股間に張り付く敵はですね、良いんですよ。ローター付き貞操帯みたいな必死に引きはがそうとしても引きはがせない感じがたまらないですよね。
　同系統でコードに繋がってて股間に張り付くタイプの機械とか、細い茎から伸びた花がお股に取り付くのとか、天井から伸びた細い触手の先に花弁状の口があって股間に当てられるようになってるのとか、この形態は全部好きですね」
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「ということは登場するのか？」
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「たぶん一匹くらいはいるんじゃないかと思います。ただ尿道責めはしてこなさそうな気がします」
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「いやー、今作はいて１～２匹だと思う。たぶんそういうのが好きなサークルさんなら尿道責めオンリーとかやってそうだけどな」
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「今作はどちらかというとおし/っこの方に焦点を当てたシチュになりそうですね。ハチナさんが『こんなの私じゃない……』と顔を赤らめながら道端でおもらしするのが見たい会の皆さんはぜひご来場ください、利尿性のある薬草アイテムを用意してお待ちしております（本当）」
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